キモい！グロい！「あ、ウォーカーって怖かったんだ…」
ウォーキングデッド長く見てると、ウォーカーより断然人間の方が恐ろしいってわかってきて、途中からウォーカーは人間vs人間の戦争の武器みたいになってくる。だけど今回は久しぶりに「ウォーカーって怖かったんだ…」と思い出させるような気持ち悪い回だった。7年前の話だからゾンビは怖いものだという原点回帰かね。
アルファとベータの出会いと、なぜウィスパラーズがウォーカーのマスクを被るようになったかが描かれている。謎だらけのウィスパラーズにどんな人間がいるかも少しわかる内容。気持ち悪いシーンが多いので、いかに直視せずにストーリーを追えるか勝負です…。
あらすじ
第2話 終末の始まり（We Are the End of the World ）
7年前、まだ2人きりだったアルファとリディアは、その時からウォーカーの内臓を体に塗り、群れと行動を共にしていた。ある時、リディアは人が食べられているのを目の当たりにして群れの中で叫んでしまう。危ないところで逃げ込んだ建物の中で大男、後のベータと出会う。そして現在、ヒルトップの門前に赤ん坊を置き去りにさせられた若い女性はトラウマを抱えていた。そんな彼女の姉は妹を、アルファに不誠実だと責めていた。
Source: FOX
ほぼネタバレなし感想
いきなり人が食われるというグロいシーンから始まったからギャーだったけど、アルファがきちんとお母さんぽくリディアを守っていたので、「アルファも人間らしいとこあったんだなー」と少し思えた。まー昔からウォーカーの内臓を体に塗ってウォーカーと行動を共にしていたところは、理解に苦しむけどー。
そしてたまたま入った建物の中には、大きな男がたった一人でいた。これがベータなんだけど…ベータって最初からマスク被って顔隠してんのねー。人間嫌いオーラすごく出てるし、いったい過去に何があったんだろう…。アルファも当時から坊主頭にしてるから女捨てるの早かったんだなーって感じ…。ま、世紀末で子供守って生きていかなきゃならないから、女強調か捨てるかの二択なのはなんとなくわかるけど。
7年前のアルファとベータの出会い、それと現在のウィスパラーズの様子が交互に描かれている。ウィスパラーズの一員で赤ちゃんをヒルトップ前に捨てた女は、ずっと赤ちゃんのことが頭から離れずに苦しんでいる。うーむ…これ無理やりだよなー。赤ちゃん捨てた時ってウォーカーが周りにいて、赤ちゃんの泣き声がうるさくて自分たちがウォーカーに襲われそうになったから捨ててたよね…。
自分が助かりたくて赤ちゃんを迷うことなく犠牲にした女が、後から反省するとかないわー。コニーが気を利かせて必死に赤ちゃんを助けてくれたから良かったようなものの、本当ならあっさりウォーカーに食われて死んでるところだもん。赤ちゃん捨てた女はアルファのこと恨んでるんだけど、完全に八つ当たりじゃね!?自分の命より赤ちゃんが大事だったら絶対あの場で捨てたりしないってのー！
鬼のようにリディアに接してたアルファだったけど、実はリディアに未練たらたら。そしてベータは大切な人間がウォーカーになって死んだから、その皮を剥いで被ることにしたという…（全く共感できない）。顔の皮（マスク）を被るという気味の悪い行為はここから始まったー。アルファとベータが次々にウォーカー倒すとこは、なかなかいいコンビだなーと思わせた。ウィスパラーズって、一人ひとりは弱そうだしまともに戦ったら楽に勝てんじゃね？って感じだからちょっとは強いんだってシーンいれないとねー。
アルファが言ってた「世の中には2種類の人間しかいない。ウォーカーと行動する勇気がある人間かない人間か」ってうぉぉぉい！だってばwそんな雑な分け方ないっての！